重賞予想

新潟11Rアイビスサマーダッシュ
◎ 13 サンアディユ
○ 15 ジョイフルハート
▲ 18 アイルラヴァゲイン
△  7 プレミアムボックス
△  9 サチノスイーティー
△ 16 ナカヤマパラダイス
良馬場ならプレミアムボックスに本命を打つ予定だったが、現在は芝は重の発表。本命のサンアディユは3走前にスリーアべニューを0.3秒ちぎっての快勝。フレンチデピュティ×カーリアンなら重馬場は全く問題なし。ハナを取れないときの競馬は確かに怪しいが、ここは1発に期待したい。

重賞予想

東京10R 東京優駿
◎?アサクサキングス
○?フサイチホウオー
▲?ウオッカ
△?ヴィクトリー
△?アドマイヤオーラ
△?ヒラボクロイヤル
ダービー馬になる可能性が1番高いのは間違いなくフサイチホウオーだ。しかし、ここはアサクサキングスの1発に賭けたい。フサイチホウオーの死角は2つ。1つ目は東京コースへ対する適性だ。東京コースは3戦3勝であるが、東スポ杯と共同通信杯でのパフォーマンスに不満が残る。両レースとも「フライングアップルと0.1秒差」ということだ。ここのスプリングSの予想で「フライングアップルは東京より中山向き」と書き、それはレースで証明された。パフォーマンスを落としていたフライングアップルに0.1秒しか差をつけられなかったと考えればダービーで本命を打つことは出来ない。もう1つは皐月賞での仕上げ。なぜあそこで「-10kg」という仕上げをしたのか。こればかりは真実がわからないが、陣営が皐月賞を本気で勝ちに行っていたのではないか。現にお決まりのローテであるNHKマイルCを使わず直行している。それだけ仕上げられた状態で中山コースで33.9という上がりを使った前走を考えれば、反動が出る可能性は十分にありえる。もちろんトップトレーナーの緻密な調整によって仕上げられ中間もハードな内容の調教をこなしていたことからも、これが杞憂に終わる可能性は高い。しかし、これだけの死角がある馬が前売りで1.8倍という評価を与えられている。フサイチホウオーが1番人気なのは誰もが予想したことであろうが、1.8という数字は予想できなかったはずだ。これを書いている時点で馬連合成オッズが1.25倍、馬単1着合成オッズが1.57倍、3連単1着合成オッズが1.60倍であることを考えると更に人気することが考えられる。過去20年のダービーで単勝1倍台の支持を受けたのはトウカイテイオーナリタブライアンディープインパクトの3頭。いずれも皐月賞馬だ。いかなる理由でも負けてはいけないのが単勝1倍台の宿命。勝つ可能性は最も高いが、負ける姿も容易に想像できる…という評価で○に据えた。本命馬も確かに百日草特別ではサンツェッペリンに0.1秒差しかつけていない。しかし、この馬には前で競馬が出来る強みがある。そしてなにより「軽い芝へ対するはっきりとした適性」が見て取れる。ラジオNIKKEI杯では大きな不利がありながらフサイチホウオーに0.4秒差、皐月賞では0.5秒差。そしてナムラマースにはラジオNIKKEI杯では0.2秒先着され、舞台が変わった京都では0.3秒先着している。ナムラマース毎日杯タスカータソルテヒラボクロイヤルを完封していることを考えても15番人気は明らかな過小評価。前走の大敗が原因であるのはわかるが、これは逆に大きな買い材料となる。「軽い芝へ対するはっきりとした適性」があるとわかっているなら、馬場が渋った前走は完全に度外視できる。そしてなにより血統。代表産駒がスマイルトゥモローイングランディーレであるホワイトマズル産駒がマイル戦で負けたからといって悲観することは何もない。牝系はジェニュインを輩出しており血統面からの不安はまったくない。そしてジェニュインのダービーでの競馬こそアサクサキングスの理想形。ヴィクトリー・サンツェッペリンを先行させて3番手あたりでマイペースの競馬。平均より速いペースで流れれば、チャンスは十分。ヴィクトリーさえ交わせれば後はタヤスツヨシフサイチホウオーになるのかウオッカになるのかアドマイヤオーラになるのかというだけ。今挙げた差し馬3頭がまとめてくることは考えづらい。ヴィクトリーが残ることを考えても3着を確保できる可能性は高い。鞍上はもちろん不安ではあるが、隣のヴィクトリーにくっついてそのまま先行すればよい話。ダイワエルシエーロオークスのときのような騎乗をすれば理想形に近づける。奇しくもダイワエルシエーロが勝ったオークスで2コーナーまでハナを切ったのはウイングレット、鞍上田中勝春だ。このような展開の競馬をすれば負けたとしても本命を打ったことを後悔はしない。▲のウオッカは血統的には減点材料はどこにもない。牝系の近親にはスペシャルウィークがおり、また母系を半世紀前まで遡ればダービー2着の名牝シラオキもいる。母父ルションはネバーベント系の欧州スタミナ血統。2400を乗り切れるスタミナは内包している。以下、近親にフサイチコンコルドがいて逃げ残り警戒のヴィクトリー、アドマイヤジャパンの下アドマイヤオーラ、近親にホウキパウェーブのヒラボクロイヤルまで。
結果はどうであれ、ダービーの名に恥じない名勝負に期待したい。





東京12R目黒記念
◎?チェストウイング
○?ココナッツパンチ
▲?トウカイトリック
△?ポップロック
△?アドマイヤタイトル
△?トウカイトリック

穴馬予想

東京12R目黒記念(自信A)
◎?チェストウイング(前売り単オッズ36.0)
本命馬はスペシャルウィーク×トニービンという血統の字面から受けるイメージどおりの馬で長い末脚を使えるのが最大のセールスポイント。ノーザンダンサーの4×5のクロスを持ち、母系もスタミナ色の濃い配合でスペシャルウィークの標準的な産駒よりも長い距離に向くはず。その代わり、瞬発力勝負に弱く前走のような展開では辛い。ここでは内枠からロスなくゴーウィズウィンドの後ろあたりで競馬をし、直線早めに抜け出す競馬をすればチャンスは十分。東京コースへ対する適性も十分。現にアルゼンチン共和国杯ではトウカイトリックに0.1秒先着しており、今回は斤量差が更に1kg開く。上位人気馬に東京向きの馬が少ないこのメンバーなら勝ちきれる。頭で勝負。

ダービー展望2

データーで絞ってみたものの、タスカータソルテヒラボクロイヤルの2頭がかなり不安。というのも、両馬とも毎日杯で負けていることが気になる。今年の毎日杯はレベルが高いとは言えず、あまり上位に評価したくない。かと言ってヴィクトリーに重い印を打つ気にもならない。鞍上がやはり不安。それなら、思い切ってアサクサキングスでもいいのではないか。血統的には2400mはこなせるはずで、東京コースも合うはず。前走は渋った馬場が敗因と考えたい。鞍上が信用できないのは当たり前だが、人気薄なら重い印を打ちたい。

重賞予想

中京11R金鯱賞
◎?スウィフトカレント
○?アドマイヤメイン
▲?ローゼンクロイツ
△?インティライミ
△?ヴィータローザ
△?マチカネオーラ
古馬中距離路線の実力馬が揃った一戦。個人的な好みではアドマイヤメインに本命を打ちたいところだが、休み明けで中京の2000mでは苦しいか。本命馬は軽い芝でのパフォーマンスが非常に高いスウィフトカレント。休み明け・中京ともに実績優秀で、差しが決まっている現在の馬場状態も合う。対抗は大逃げに期待のアドマイヤメイン。▲は過剰人気の気もするが、これより印は落とせない。中京記念は内容的に高評価を与えられるものではなく、1番人気に推されるようなら嫌いたい。以下、実力上位の?、前走優秀な?、中京なら前進あっていい?まで。馬券は◎と○の単勝で。

ダービー展望

さてさて、いよいよ日本ダービーです!今年は諸事情で生で観戦できないのが残念ですが…。それはさておき、2003年の東京競馬場改修以降のダービー連対馬を調べているとやはり「上がりの速さ」が重要であることがわかります。連対馬8頭のうち「平場で上がり最速1着2回以上」か「平場で上がり最速1着1回以上+重賞で上がり最速1着回以上」という条件を満たす馬が7頭。唯一の例外はゼンノロブロイですが「平場で上がり最速1回+重賞で最速と0.1秒差の上がりを使い1着」という実績があった。この条件を今年の出走馬に当てはめると、内枠からタスカータソルテゴールドアグリウオッカゴールデンダリアドリームジャーニーヒラボクロイヤルナムラマースフサイチホウオーの8頭。更に、連対馬8頭に共通していることとして、1800m以上の重賞で勝ち鞍があった。このデーターにかけると、タスカータソルテヒラボクロイヤルナムラマースフサイチホウオーの4頭しか残らない。ここでまず皐月賞で大敗していて血統面からも上昇が望めないナムラマースを切り、残るは3頭。今のところはこの3頭+ウオッカの計4頭で考えています。